検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

スメクタイトの吸着水の構造と性質

佐藤 努

スメクタイト研究会会報, 7(2), p.2 - 13, 1997/11

スメクタイトは代表的な地球表層物質であり、放射性廃棄物の地層処分における緩衝材候補材料(べントナイト)の主要構成鉱物である。したがって、地球表層や人工バリア中での地下水による放射性核種の移動や貯留現象を把握するためには、スメクタイト中の水の性質を理解することが必須となる。本発表では、スメクタイト中の水と自由水の相違を構造と性質の観点からまとめ、スメクタイトが介在する系における放射性核種の移動・貯留現象を取り扱う上での問題点と今後必要とされるデータについて言及する。

論文

粘土鉱物の水和と吸着水の構造

佐藤 努

鉱物学雑誌, 25(3), p.99 - 110, 1996/07

地球表層での水による物質の分野、移動、貯留現象の把握と変化の予測のためには、地殻構成物質である鉱物と水の相互作用を明らかにする必要がある。特に、表面積の大きい粘土鉱物は、水の主要経路となりうる鉱物界面や亀裂面を覆うように存在するので、上記の現象に大きな影響を与える。したがって、粘土鉱物中の水の物質や粘土鉱物-水相互作用を明らかにすることは、地球化学や廃棄物工学にとって第一級のテーマである。本解説では、粘土鉱物の水和や粘土鉱物中の吸着水の静的・動的構造について、溶液化学で取り扱うような自由水との相違点が明確になるように、現在まで得られた知見をまとめた。また、上記現象を理論的に取り扱う上での問題点と今後期待される研究の発展方向について示唆し、この分野のさらなる研究の必要性を説いた。

論文

粘土鉱物の吸着水のコンピュータシミュレーション

佐藤 努

SMECTITE, 6(1), p.45 - 48, 1996/00

放射性廃棄物処分の安全性研究では、地球表層での水による物質の分解、移動、貯留現象の把握と変化の予測が要求されている。そのためには、代表的な地殻構成物質である粘土鉱物と水の相互作用や粘土鉱物中の水の性質を明らかにする必要がある。本文献紹介では、粘土鉱物の吸着水のコンピュータシミュレーションに関する研究や書籍を紹介し、得られたデータや著者の見解をまとめるとともに、筆者の考えるコンピュータシミュレーションによる解析の問題点を指摘した。

論文

スメクタイトによるウラニルイオンの収着

佐藤 努

SMECTITE, 6(2), p.33 - 36, 1996/00

廃棄物処分の安全性研究では、処分場から漏洩する重金属や放射性核種、およびその化合物と環境構成物質との相互作用を明らかにする必要がある。特に、それらの長期挙動を把握するためには、収着サイトと収着形態に関する理解が不可欠である。本文献紹介では、代表的な地殻構成物質であり、各種の廃棄物処分場に緩衝材として設置予定のスメクタイトとウラニルイオンの相互作用に関する研究を紹介し、ウラニルの収着サイトに関して現在までに得られている知見をまとめた。また、先行研究で得られた結果を比較する際に注意しなければならない点や困難点に関して筆者の考えるところを記述した。

論文

Removal mechanism of tritium by variously pretreated silica gel

中島 幹雄; 立川 圓造; 佐伯 正克; 荒殿 保幸

Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 43(2), p.369 - 373, 1981/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:37.91(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

100$$^{circ}$$Cから600$$^{circ}$$Cまでの各温度で前処理したシリカゲルと未処理シリカゲルのカラムを用い、HTOをpulse-loadingした時のトリチウムの捕集機構を調べた。未処理および300$$^{circ}$$C以下で処理したシリカゲルでは、HTO捕集後の加熱により、大部分のトリチウムが化学吸着水として放出される。これはH/T同位体交換反応が重要な役割を果している事を示す。400$$^{circ}$$C以上の前処理シリカゲルに於いては、同位体交換反応とともに、OH基脱離表面(siloxyl group)のrehydrationが重要である。600$$^{circ}$$C以下で脱離した表面のOH基は、再び水を吸着することによって、最終的には完全にrehydrationされる。

5 件中 1件目~5件目を表示
  • 1